東京行ってきた

ギャラリー小柳:杉本博司「Lighting Field」
めちゃカッコよかった。
国立国際で見たときとはまた違うタイプの電流の痕跡のがいくつかあって
電気が走った跡が動物の毛並みみたいになってて驚いた。
話によると、国立国際で展示さていたプリントは厳冬期の湿度が低い時期に
ネガへの直接放電を行っていたそうだが、今回の展示は春の湿度の高い時期に
制作されたプリントも展示されていたそうで、その動物の毛並みみたいに
なってるのが春に制作されたものなのかなーと思った。
会期1週間で10枚近くプリントが売れてるにも驚いた。
 
ガーディアン・ガーデン:1wall展
正直「?」という感じだった。
グランプリと渡邊さんという方は納得できるけれど他の人のやつはいまいち
面白さがわからなかった。
グランプリの仲山姉妹さんのは今までに見たことないタイプで面白かったけど
そのビジュアルの先に何があるかがよく理解できなくて残念だった。
渡邊さんのは撮影にてもブックにしても展示にしても目茶苦茶うまくて
それはもう驚くほどうまくて、だけどうますぎてすんなり見れすぎたのかなと思った。
会場では審査会の映像が流れていたけど、途中で故障なのか何なのか
何も映らなくなって見れなくなってしまった。
作家の皆さんや審査員の方々の話が少ししか聴けず残念。
 
G/P:鈴木親「CITE」
かっこいい写真だなと思った。
ナディフ・アパートというとこには初めて行ったんだけど立派な建物でびっくりした。
儲かってんのかな。
 
国立新美術館:「光」
野口里佳の作品を網羅した感じ。
「太陽」のシリーズは予備知識があったにも関わらずぶちのめされた。
神聖な場所に立っているような感覚になるくらい美しい写真。
「マラブ」のシリーズはなんてことないと思っていたけど実際にプリントを見てみると
すごく幻想的で印象がガラッと変わった。
あとは「飛ぶ夢を見た」のシリーズが鳥肌が立つくらいカッコよかった。
 
シューゴ・アーツ:米田知子「Rivers become oceans」
インクジェットだと思うんだけど、色が好みじゃなかった。
バングラディシュでのシリーズらしいけど知識がないのでよくわからなかった。
 
akaaka:津田直×後藤繁雄トークショー
行ってよかった。面白い話がたくさん聞けて一気にテンションが上がった。
前日、前々日とほとんど寝れなくてふらふらの状態だったけどトークが始まって5分で
眠気が吹っ飛んで楽しい時間が過ごせた。
津田さんは良い人。