最近観た展覧会の感想文。

金沢21世紀美術館ヤン・ファーブル・船越桂展
ゴールデンウィークにその日の夜中に思いつきその数時間後には高速に乗って金沢へ。
免許取って初めての遠出、しかも独りでっていうのでテンションあがった。
なにが良いって、途中で何処に寄り道してもいいし、途中で飽きて帰ってきても怒られない!!
だけど結局ちゃんと金沢に着いてちゃんと展示も観れた。
僕にしては珍しくほんとーにじっくり展示を観た。だいたい3時間くらいは美術館にいたんじゃないだろうか。
作品を観て回るってことが本当に楽しくて仕方がなかった。
帰りの渋滞も全然苦じゃなかった。
 
だけど次の日に展示について思い返してみると、そーんなに面白かったのかなという。。。
観るときのこちらのテンションって本当に重要だなと思った。
そしてこれは展示の感想ではない。
 
サントリー・ミュージアム天保山:レゾナンス展
この展示に関しては行く前から分かっていたことだけどこの展覧会の主旨が全く伝わってこなかった。
まあ、そもそも「レゾナンス・共鳴 人と響き合うアート」ってざっくりしたタイトルだし。。。
人が作ってるんだから、ねえ。
 
でも出品されてる作品はどれも一見の価値あり。
スロミンスキの作品が観れたことがなにより嬉しかった。
梅田哲也、ライアン・ガンダー、金氏徹平の作品も面白かったし。
あと何て人か忘れたけど40人の歌声を一人一人、40代のスピーカーで再生して合唱させる作品にはやられた。
楕円形にスピーカが設置されていてその中心に椅子が設けられている。その椅子に座って合唱を聴くと
40人の合唱隊のアンサンブルに聴こえるんだけど、一つ一つのスピーカーに近づいて一人一人の声に耳を傾けることもできる。
楕円形に設置されたスピーカーの周りをグルグルして中心に戻る。これを繰り返すのが楽しかった。
にしても、あの大阪港を一望できる展示スペースは素敵すぎる。
前にあそこで観た田中功起も素晴らしかった。
もうすぐで、あの空間が無くなってしまうのは寂しいなー。