布団に入って何となくyou tubeを観ているとお笑い芸人の有吉弘行のDVD「我々は有吉を再び訴える 〜沖縄ヒッチハイク殺人未遂事件の全真相〜」の宣伝動画に行きついた。
この中で有吉は「田舎に泊まろうです」と嘘を言って一般人の家に泊めてもらうという企画を実行したそうな。
その話を聞いてジョン・ダンカンという作家のスケアーという作品の現代版なんじゃないだろうかと思った。
その作品は他人の家の呼び鈴を鳴らして、その家の住人が玄関から顔を出したところに銃を突きつけ空砲を放って逃げるというパフォーマンス作品である。
普段私たちが信用しているいくつかの事柄は実際は誰にもその信用に足るだけの安心や安全を保障されていない。
何でもかんでも疑っていては生活していけないが、信用や信頼が何のもとに成り立っているのかをたまには考えてもいいのかもしれない。